ストライプ資料

なかなか資料の少ないADギター。
それでも可能な限りリアルに仕上げるためのテンプレートを作成した。

右の「ダウンロード」をクリック
表と裏の2ページ構成のPdfがダウンロードできます。
ポスター印刷機能等を使い現物大で印刷。
現物の上にカーボン紙を敷いて
その上からトレースすると正確にラインが引けます

ダウンロード
ADギターストライプは、フランケンと違う白→赤→黒が定説
となっているが、少し疑問がある。
それが右の3か所。
一番上は6弦側ホーンの細いストライプ。
ホーンを巻くようにストライプが入っている。
真ん中は、いわゆるニョロ。
黒ニョロは後からマスキングをこの形にくり抜いたのか?
ボディエンドは何とも言えない部分はあるものの、残り2つは
先に黒を吹き、マスキングしてから白を吹いた方が圧倒的に
楽なはずだ。
ただ、ニョロについては白く見える部分があるので
後からの可能性もある




訂正。
黒は先ではなく、やはり後。つまり5150と同じ。

6弦ホーン側の黒ラインは約8oあり、どのインチサイズの
テープも当てはまらない幅である事、
その他の黒く太いストライプは、3/4インチ(約19o)できちんと
作ると、黒が意外と細い。(左が本物)
そもそも、後から黒ストライプを引こうとすると
右のような状態でマスキングしなければならない。
これはさすがにエディではなくKramerがやったと思う。
が、
きちんと3/4インチを守る様に丁寧にやると上の写真の
通りになる。
実際に図ると最大幅で22oになり、そんなインチテープは
存在しないし、1本のラインで場所により幅が変わる!

恐らく、3/4インチでテーピング位置をエディが決めた後に
Kramer側で右写真の様にマスキングするも、そこは
几帳面ではなくイイカゲンにマスキングしたと思われる。

ライン幅が都度変わるテキトーさを見れば右写真の様な
マスキングをした事は決定であり、先に引いてみた6弦ホーン
の2本もテキトーな太さな所を見ると・・・
塗装工程は 白→赤→黒 で間違いないと思う。
ちなみに、ニョロ部分の白く剥がれているのは、黒塗料がベタっと固まり、それをボロっと取った後と思う。