5150にて使われているネックジョイントプレートは、ヴィンテージクレーマーが
採用していたサイズでFenderとは違う特殊寸法である。
補修パーツとしての純正パーツは入手不可であり、当時のパーツも入手自体がとても難しい。
ここでは、プレートの寸法や刻印について詳細に調査してみた。
もちろん、無いものは作る!というポリシーに則っている。
左が通常のFender用 右がKramer用。 (都合があって裏面から) Kramerが明らかに小さいことが判る。 ただ、この小さいプレートは初期の短期間で、 その後大きくなる。 |
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手元にUSA製Kramerのプレートは無いが、 日本製JKのプレートとFenderプレートを 比較してみた。 パッと目には違いがなさそうだが・・・ |
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実は微妙に違う。 ビスのピッチで比較すると 下記の通りとなる。 どれも互換性が無い。
互換ジョイントプレートは販売されていない もちろん、先に書いた通り純正品も無く、オークション狙い するしかないであろう。(それすら殆ど出ないが・・・) |
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ちなみにエディの5150。 シリアルNoは、「B4129」 プレートの細さをネック幅から感じて下さい。 ちなみにこの辺のネック太さは約56o。 このサイズはやはりFender互換寸法ではなく、 Vintage Kramerの物と判断できる。 やっぱりVintage Kramerのプレートを入手するしかないであろう。 でも・・・・無い 無い物は作るしかない! |
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と言う事で、詳細図にしてみた。 別シリアルの本物の写真から、ビス穴ピッチを基準に外形寸法を割り出し、 インチにて換算して作図してみた。 ビスの皿もみ寸法だけはビスに合わせて要注意だが ご自身で金属加工できる方や業者さんに発注できる方はご活用下さい。 但し、金属加工のフルオーダーですから、決して安くはありませんよ! まずは対応できる業者さんを探すのが大変かも・・・ |
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これで完成です! Bだけちょっとズラしています。 判りにくいか?? |